2006年08月07日

10万って何だろう

広島県人にとって、8月6日は切っても切れない大切な日である。何万の個体が消えた日。火。

消えたと想像する。私の住んでいる市からは何も聞こえない、誰もいない。何も歩かない。残骸だらけ。
そんな事を考えていると泣けてきた。
F1でHONDAが優勝したのにも泣けた。死の裏側で私たちは生きているからだ。

広島原爆の記念館に様々な遺留品や写真があるのだが、ほとんどの説明短文に、死去と言う言葉が使われている。みんな死んだんだ。涙のレベルじゃない。

スーパーで「今日はハムの日」と看板が出ていた。なんだろう屈辱感。これが空襲にあったことのない町の惚け方か。

鐘の鳴らない町。
とても不自然だ。


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Posted by アガキョウヘイ at 02:21│Comments(1)日記的要素
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8月6日の朝は、いつものように明けた。じつにじつに、いつものように。しかし、そうではない朝があった。遠い昔のことではない。わずか61年前のことだ。遠い星のことではない。この同...
8月6日朝【沖縄・八重山探偵団】at 2006年08月08日 15:47
この記事へのコメント
今年の8月6日は過ぎましたが・・・

Tバックします。
Posted by びん at 2006年08月08日 15:48
 
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